婦人科検診の検査項目ご説明
乳房触診検査
医師の視触診により乳房のしこり、ひつれ、へこみなどの有無を確認します。
乳房X線検査(マンモグラフィ)
乳房を片方ずつはさんで平らにしてX線撮影をします。多少の痛みを伴いますが視触診では発見できないしこりが発見できます。
【カテゴリー分類(乳がん検診の分類)】
カテゴリー1:異常なし
カテゴリー2:良性(明らかに良性と診断できる所見がある)
カテゴリー3:良性、しかし悪性を否定できず
カテゴリー4:悪性の疑い
カテゴリー5:より強い悪性の疑い
子宮頸がん検査
内診・・・骨盤内の臓器(子宮、卵巣、膣)を視診、触診する検査
細胞診・・・子宮頸部の粘膜から直接細胞を採取し顕微鏡でガン細胞や炎症の有無などを検査します。
【ベセズダ分類(子宮頸がん細胞診の分類)】
NILM:(陰性)
ASC-US:軽度扁平上皮内病変疑い
ASC-H:高度扁平上皮内病変疑い
LSIL:HPV感染、軽度異形成
HSIL:中等度異形成、高度異形成、上皮内癌
SCC:扁平上皮癌
AGS:異型腺細胞
AIS:上皮内腺癌
Adenocarcinoma:腺癌
other malig:その他の悪性腫瘍
HPV(ヒトパピローマウィルス)検査
子宮頸ガンの原因は性交渉で感染するヒトパピローマウィルス(HPV)です。細胞診検査と併用すると検査の精度が向上し、前がん病変の発見率が上昇します。
※午前のみ、曜日指定あり